10月6日(金)午後1時30分
鳥取西部地震

マグネチュード7.3の規模で起きた地震。米子市から南へ約10キロが震源地と推定された。平成7年の阪神淡路大震災と比べて被害そのものは少なかったのは幸いだったが、岡山県北部は震度5強を記録し、南部でも5弱を感じた。
大安寺近所でも、本家の棟瓦が崩れたり、奉還町ではお店の看板が落下したりした。店舗の陳列棚からは商品が転び落ち、マスコミで報道されない被害があちらこちらで聞かれた。
地震翌日の7日(土)、追善のために岡山市新保へ赴いた時、墓地にも被害が出ていることを知った。
実際に、お墓参りの時に確認をした訳だが、聞くより見る方が早い。左の写真はいずれも同所の墓地で撮影したもので、多く撮った写真の2枚である。
墓石のさお部分が倒れたものもありズレて回転しているものあった。戒名板の倒壊は、あっちこっちで見られた。
心配で見に来られた家族の人たちが自力で直している場面もあったが、中には石屋さんのご厄介にならなけれならないほどの損壊がある墓石もあった。
試しに、他の墓地も見回ってみたが、ここの墓所ほど激しい被害を被った所には出くわさなかった。地盤の関係なのかもしれないが、こういった被害はマスコミの対象になり難く、敢えて当HPで取り上げることにした。
修復は、開眼閉眼とは違うので寺院から拝みないは伺わない。
ただ、元の状態に戻るケースばかりではないので、その時は一報を頂きたいと思う。ともあれ、今回の地震はご先祖さまも、さぞびっくりしたことでしょう。