【八幡堂の内陣】



【八幡堂の傍にある御先師供養塔】



10月14日(日)
備前市久々井
八幡さま祭り
  • 毎年、10月の第二日曜日に催される”備前市久々井の八幡さまのお祭りです。今年は、14日となりました。この八幡堂は、明治22年5月に建立されたという記録があります。大正時代・昭和時代に増築と改修を行い、現在に至っています。



  • 日曜日という事もあり、追善法要を終えた足で備前市に向かった日進師と追善法要を久々井で終えた小生と、八幡堂で合流しました。時刻は午後3時前。
  • 久々井には、奥講社と東講社があり、合わせて30軒ほどの檀家があります。(点在檀家もあります) 私が到着した時には、ほとんど檀家さんが集まっており、掃除も済ませて準備完了でした。
  • 不受不施派にとって、八幡堂は仮のお寺でもあり、祭壇は寺院を模した造りになっています。また、当地は前官長:日省師の出生の地でもあり、そういうこともあって、久々井の八幡堂は「大安寺分院」と言われてきました。そして、信仰に熱心な檀信徒が多いのです。
  • この八幡堂の外には、明治時代に講門派再興のために尽力した当時の管長である日心師の供養塔と侍者の供養塔が起っています。八幡さまに読経唱題を捧げた後、こちらの供養塔にも読経唱題を捧げました。



  • ご覧のように、建物の老朽化が進み、改修工事か建て替えか、一時総代会でも話しが出たのですが、現在、久々井の2講社で工事のための積立貯金が進められています。数年前から雨漏りがし始め、畳や天上部分が、かなり傷んできています。今はまだ具体的な工事の話しは出ていませんが、近い将来には手を加えなければならないでしょうね。
(日常記す)