2002(平成14)年10月13日、久々井八幡祭

老朽化が進む八幡堂も再建に向けて一歩踏み出す



 久々井奥・東講社で催す「久々井の八幡祭」が10月13日(日)の午後3時から営まれました。日進師、日常師共に追善法要を各地で済ませ、当地に駆けつけました。
 この八幡堂の建立は明治42年3月という記録があります。起工式は前年の正月。当地は、前官長:横山日省師の出生地であり、建立した年というのが、伝聞によると、日省師が大学を卒業して帰省する時期と大体重なります。推測ですが、この八幡堂の建立は日省の人徳によるところではないかと。建立にあたり、地元の人たちが寄進した記録もあり、その中には檀家以外の人たちも含まれているようです。
 途中で屋根の修理等も行われていますが、近年、老朽化が進み、雨漏りが激しくなってきています。講中では、八幡堂再建の話が持ち上がっており、再建のための資金を積み立てています。
 この日、講中は八幡堂の今後を話し合い、再建へ一歩踏み出しました。
<日常記す>