2003(平成15)年9月3日/大阪和泉市日相寺を視察

日相寺裏の崖崩れ。現場を視察に訪れる。





 大安寺離れの落石事故、崖崩れ事故があったとほぼ同じ頃に、大阪日相寺の裏でも同じような事故が発生しました。この件について、8月28日に編者の手元に入電、BBSでもお知らせ致しました。
 日相寺をお守りして下さっている藤原さんからの話ですが、電話では分かり難いため、現場の視察を行うことにしました。藤原さんとの都合を合わせ、9月3日に訪れることになりました。同行されたのは、横山管長と檀信徒の吉田さんです。
 岡山から高速道を使って約3時間、午後1時頃に到着して早速現場を写真に納めたのが左のものです。
 日相寺の表側からカメラを構えるのは横山管長、その向こうに土が現れている部分が問題の崖崩れの場所です。真ん中の写真は接近して撮影したものですね。この崖の上は墓地となっており、墓石が崖にせり出すかのように立っています。

 現在、墓地管理者および崖の部分で危なくなっている墓石所有者に話をして改修工事の話が持ち上がっていますが、なにせ非常に工事がやり難い場所であることと、費用の点で早急に工事ができるという訳でもなく、ただ今は、墓石が落ちて来ないように祈るのみなのです。
 これから台風シーズンも有り、また、いつぞやのような集中的な雨が降れば、状況は悪くなるかもしれません。寺報でも記事として掲載しておりますが、白黒印刷なので分かり難いかと思います。カラー写真だと土の部分と草木の部分が明瞭に判別できて、その様子が理解できると思います。

 一番下の写真は、せっかくなので、日相さまのお題目石塔も撮影してきました。
【2003 Sep.3 日常】