「葬式しかしない坊さん」を揶揄した『葬式仏教』という言葉がある。
説法をしたり修行をしたり相談事に乗ったり、もっと人のためにする事があるだろうと。
「葬式仏教、結構な事じゃないか。
死んだ人のために一所懸命お経をあげて成仏を祈る。
坊主冥利ではないか!」とある高僧が弟子たちに語ったそうだが…。
葬式仏教と言われるのは恥でも何でもない。
言われるのが嫌でも手を抜くな。
全身全霊を込めて葬式をすれば良い。
その姿勢を他のことでも貫けば良いではないか。
どんな事でも一所懸命に!というお話しです。
寺報219号から転載